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飛行機対新幹線

【比較】東京 大阪 移動手段方法あなたならどちらにする?

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今回は出張の話についてです。私は上司が大阪の本社にいる関係で大阪出張が多いです。東京から札幌福岡などは断然飛行機になるかと思いますが東京大阪間は新幹線だなーと思われている方がほとんどかと思います。際客数ベースで85%が新幹線15%が航空機と言われ新幹線が圧勝です。


ただ、飛行機も選択肢の1つに挙げてもよいのでは?今回は東京~大阪間の移動手段として新幹線と飛行機のメリット・デメリットを考察したいと思います。

2020年10月現在の通常料金です。GOTOキャンペーンなどの各種キャンペーンなどで料金自体が変わっている場合がございます。詳しくは各種報道機関の情報または厚生労働省をはじめとする自治体情報をご覧ください。また地域により往来を制限している区域の情報などをお確かめの上感染症対策を十分に実施の上「新しい旅のエチケット」を守ってご利用ください。



【比較】新幹線と飛行機の料金

まずは新幹線から

雨の中を走る新幹線

2020年10月現在の東京~大阪間「のぞみ」号料金(乗車券+特急券)

・自由席料金   13,870円

・指定席料金   14,720円

・グリーン車料金 19,590円

基本的に通年同料金

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次は飛行機(全日空)

離陸する飛行機

2020年10月期の東京(羽田)~大阪(伊丹)のANA通常料金

普通席通常料金     24,950円

プレミアムクラス料金  36,450円

 

はい、通常料金だけで言えばまったくお話になりません

安さでは新幹線が圧勝!

 

飛行機普通席でも新幹線のグリーン料金より高いというとんでもないブルジョワの乗り物です。飛行機は普通席は飲み物のサービス、プレミアムクラスに至ってはなんと食事+お酒飲み放題!とは言えこの皆さんが社長か重役であれば経費で行けるかもしれませんが、領収書を経理に回せるわけがありませんよね・・

 

出張Aさん
じゃあ誰が飛行機なんて使うの?
 

という価格差なんですが

実は飛行機は上記の通常料金で乗っている人はほとんどいません

ほとんどのお客様は正規割引料金かもしくは旅行会社のツアーを利用しています。
では正規割引料金を見てみましょう(時期・時間帯により変動あり)午前7時頃出発の便

ANAスーパーバリュー(早割)   10,950円

ANAバリュープレミアム      24,850円  

 

出張Aさん
え?新幹線より安い… 

料金体系は予約時期によって変動するので、詳細はANAのHPでよくご確認ください。

そうなんです。前日までに予約すると、一気に値段が下がります。プレミアムクラスも、新幹線グリーン車に食事とお酒飲み放題がついた値段と考えると、こちらもそんなに高価に感じないのではないかと思います。

ただ、条件があります。

予約してしまったら、便の変更はできません


前日までに予約できたとしても、もし当日出張の用事が長引いて空港に間に合わないという場合キャンセル扱いになります。しかもキャンセル料は30%~60%とかなりの痛手です。(チケットの種類によっては変更できるものもありますが新幹線より少し高くなります。)また、新幹線にもエキスプレス予約というサービスがありますが割引率は1,100円程度、条件も専用のカード保持など諸条件があり日常的に往復するビジネスマン以外にあまりメリットは見当たらないでしょう。


新幹線の指定席は変更できますから、飛行機の便指定はかなり厳しいです。

まとめ

・前日までの予約なら、飛行機の方が新幹線より安いか同等の値段である。

・急な当日出張または、現地での予定が読めないのであれば新幹線の方が良い



【比較】新幹線と飛行機の所要時間比較

さて、所要時間はどうでしょう?

空港にいる飛行機

新幹線:東京駅~新大阪駅    2時間20分~40分

飛行機:羽田空港~伊丹空港   50分~1時間

 

これは飛行機の方が圧勝ですね。 

新幹線は大阪までいくつかの駅にとまりますが、飛行機は飛んだらもう大阪です。ただ、時間だけを見ると飛行機の圧勝ですが、飛行機に乗るためには保安検査など乗る前に少し時間に余裕をもっていかないといけません。何より空港は都心のど真ん中に作れないので空港まで行く時間も考えないといけません。


そうなると出張先が空港に近いのであれば時間的に大きなメリットがありますが会社が固まっている東京の千代田区港区、大阪の本町や淀屋橋付近だとアクセスとしては東京・品川・新大阪の各駅が便利ですね。そうなると、時間的にそんなに大きくは変わらないかもしれません。

 

YouTubeのスーツ氏の動画に飛行機と新幹線の時間を比較した動画があります

https://www.youtube.com/watch?v=Y8icXptg1k8

いい勝負です

まとめ

時間についてはどちらとも言えず目的地と駅または空港距離次第



本数比較

さて、新幹線と飛行機の本数ですが

新幹線のホーム

東京~大阪間1日あたり

新幹線:のぞみ 東京~新大阪   約160本

飛行機全日空 東京(羽田)~大阪全便(伊丹・関西・神戸) 30 本
(2020年10月現在 運休などの変動あり)

 

のぞみの圧勝

飛行機は日本航空を合わせてもこの倍くらいですからそれでも全然歯が立ちませんね。しかも輸送人員が新幹線は1編成あたりに1,000人以上、飛行機が300人程度ですから圧倒的な輸送量です。現在は例のウイルスの影響で減便がありますが、早く復活してほしいものです。

マイレージなどのポイントサービス

飛行機派の最大の魅力はこのマイレージです。マイレージとは、乗った距離(マイル)に応じてポイントがたまるサービスです。そのポイントに応じて無料航空券や商品などと交換ができるほかマイレージによって乗客はランク付けされ、ランクに応じて優先搭乗やラウンジの利用など様々なサービスが受けられます。これにより飛行機派はがっちりと上級会員の囲い込みを行っているのです。マイルについてはまた記事にしたいと思っています。

 

一方新幹線にもポイントサービスはあるものの、ポイント貯めてグリーン車に乗れるなどのサービスしかなく逆に新幹線代をカードで払うとANAのマイルがたまるなどのサービスが好評です。

マイルなどのポイントサービスは飛行機が圧勝ですね。

 

 

上司・同僚は新幹線派?それとも飛行機派?

ここからは会社の上司同僚の飛行機派と新幹線派のそれぞれの主張を

鉄橋を渡る新幹線
新幹線派

◆良い点

・思いたったらすぐ乗れる

・本数が多く時間が選びやすい

・まとまった時間で仕事に集中できる

・用事が押してしまっても変更が聞く

・地面を走る安心感

◆しんどい点

・隣の人がちょっと嫌な感じの人だとつらい

・ずっと座っているとだるい(静岡は大きい)

・窓際で隣の人に机を出されるとトイレに行きにくい

 

乗っている時間が長い分まとまった時間は取れますが、隣にに来る方次第では居心地にかなり差はつきそうです。何といっても思い立ったらすぐ乗れ本数もたくさんあるというのは大きな魅力です。

離陸する飛行機
飛行機派

◆良い点

・乗ればすぐ着く、じっとしている時間が少ないのでだるくならない。

・マイレージサービスが魅力(マイル次第で様々なサービスが受けられる)

・普通席でもドリンクサービスなどが受けられる。

◆しんどい点

空港まで遠い、保安検査や搭乗などに時間がかかり新幹線と時間がほとんど変わらない

時間の融通が利かない。

空を飛ぶので単に怖い大きく揺れると本当に怖い

乗っている時間が短く、長時間座っていることもなく動きがあるので、あまりだるく(周りの同僚らの感想)ならないのが飛行機の魅力です。ただ、急に予定が変更になったときなど融通が利きにくいのが最大の難点です逆に予定が早く終わったのに、空港で待ちぼうけなんてこともあります。

(最初にご紹介した正規料金か時間を変えられる種類のチケットなら、当日でも席があれば乗れますが高いのが難点)

番外編

とにかく体力もあるし時間も東京~大阪の朝の会議に出られればいいよって方

高速バスがなんと東京駅~大阪梅田が時期によっては2,000円から!!サラリーマンは経費申請をこれで出したら逆に周りから疎まれそうですが個人事業主の方のご出張ならこれは耐え得かも…

詳細はこちら【リンク】

東京~大阪の高速バス料金比較

まとめ

・所要時間も値段もチケットによってはそんなに大きくは変わらない。

・新幹線は予定に融通が利くが、隣に来る人次第。同じ姿勢が意外とだるい

飛行機は乗っている時間が少なくて楽だが、保安検査など面倒、予定変更が厳しい

さあ、この対決いががでしたでしょうか?私の会社はどちらの派も半々くらいです。私は飛行機派ですが、予定に応じて使い分けてます。さて、あなたはどちらにしますか?

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