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パソコンができないサラリーマン

研修内容が全くできない場合は予習を~大迷惑をかけた店長の話~

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皆さんは会社で研修に行かされたりしますか?

自分で申し込みして会社に申請する自主的な研修などならいいのですが中には会社から参加指示が来て中には

「何この研修?」なんてこともあるかもしれません。

研修というものは、これから必要になる知識を付けるための学習習得の場ではありますがまったくやる気と知識のない人間が研修に派遣されるととてつもない足手まといになります。

多少は予習していきましょう。

予想をしていないと自分の知識の習得だけが進まないだけではなく周りにも迷惑をかけてしまうからです。

マウス?何それ?という化石みたいな人間が研修に行くとこうなります。

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新しい方向へ向かう



マッキントッシュ?なんですかそれ?

今回受ける研修は「DTP研修」といって、主にPCを使って書籍や新聞を作る際に紙面に記事の割り付けを行う作業をPC上で行うことです。

今回新業態店舗ではフォトグッズに名入れなどをPCで行うためです、当時の私にはDTPどころかマウスすらほとんど触ったことがないレベル。


2日間コース、今回受けたメンバーは本社担当O田さん、同じく新業態の店長熊本南店店長I木さんと私の3名。

O田さんは本社で担当になるくらいなのでできるお方、I木さんも、社内では詳しいと推薦されて選抜されています。

お2人はご自宅にマックがあるほど元からPCはできる方。

一応私も推薦枠ですよ。

ウソつかれてね。

私はPCも持ってなければマッキントッシュ? マックと言えばマクドナルドですよ。それ以外に使ったことがない言葉



質問です!これ以上マウスの行くところがありません

さて研修が始まりした。1人1台でPCの前に座ります。マッキントッシュ?そうですか初めて聞きました、チョコレートですか?と。

おそらくキットカットの親戚位に思っているのでしょう。

当時はiPhoneなんてない時代。

当時はマックのリンゴマークも6色カラーでWindowsの陰に隠れ編集業界や医療業界などで使われるようなどちらかというとマイナーな存在。

そんなことすら知らないのです。

パソコンスクール
インストラクター
はい、それではPCを立ち上げてください
 

!立ち上げ?  立つ? え、立つのか? 何?

周りがボタンらしきもの押しています。

 あ、それね。電源な、そういえばいいのに…電源スイッチを押します。


「ジャーン」 起動音だけでビクッとなっています。

こんな感じですからPC落とせなんて言われたら本当に机から落としかねません。


インストラクター
それではデスクトップにあるこのアイコンをダブルクリックして開いてください。
 

 

デスクトップなアイコンな

横のI木店長の動きを必死でチラ見。あれ??アイコンは黒くはなるのですが、みんなみたいにウインドウが開きません。

そうなんです。ダブルクリックがスムーズにできないのです。

カチカチって。どうやら一回クリックするとアイコンから外れてしまうようです。


クリックするときに力を入れすぎてマウスが前に行ってしまいます

ダブルクリックできず。

この後もひどいひどい

 

やちこ
すいません、これ以上マウスが行くところが無いんですが??

 

マウスがマウスパッドの端までいってるだけです。マウスを浮かせて戻せばいいだけ。

 

やちこ
すいません、ウインドウが消えちゃったのですが…
 

ウインドウが他のウインドウの後ろにあるのが見えないだけです。

しかも文字の入力も人差し指。

いちいち私の質問で講義が止まってしまいもう大混乱です。

担当のO田さんが呆れた顔としてため息をついています。

でしょうね? だからできないって言ったじゃんと心の中で思うも届くはずもなく

1日目が終わって担当のO田さんが一言

 

O田さん
なんで自分選ばれたん? 大丈夫かこんなんで
 

同僚がウソついたからですよとも言えず。

だから言ったじゃないですか・・・・とはいえ、決まったものはしょうがないですからやるしかないんですよ


次の日も、もうどんな課題に対しても私が終わるのを待ってから次へ、研修が進まないので結局私だけ助手の方が別に教えていただく形になり、かなりスクールの方にはご迷惑をおかけする形になりました。 

O田さんも、私が店長になりたいばかりに嘘をついて店長の座をつかんだと思っていたとしたらとんでもない誤解です。

ただ、何とか電源の入/切や初歩の操作くらいは何とかわかった程度ですが店舗でPCを使いこなせるレベルには程遠いです。

O田さんのため息が2日間ずっととまりませんでした。

 

終わってから本社首脳に報告が行ったでしょう、この時はもう誰かと変わるんだろうなと思っていました。

というかこっちが変えてほしかったのが本音です。

しかし、私が誰かと交代することはありませんでした。

もうやるしかないのです。



まとめ

チャンスの札

この研修では散々でしたが、くじけず継続する事でこの後デジカメの急速な普及によって新業態店舗が増えていく中で、PCができる人間の一人として色々活躍の場を与えてもらうことができるようになります。

本当に嘘をつかれた時はどうしようかと思いましたが、いつかやらないといけないとはおもっていました。 

苦手な事でも新しい事であればチャンスと覚悟を決めて向かって言った方が得策である。

あの研修が悔しかったのでしょう。当時でた冬のボーナス20数万をはたいてマック一式を購入しました。

この機会がなければ変わらなかったと思います。

ただ、できないと怒られていたうちはまだよくこれからが本番でした。

改装オープンを迎えた後に苦悩の日々が待っていました。

次回記事

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