「何事も最初が肝心」ということわざがありますね。
これは意味が非常に明快ですが、何をするにも最初が大事という事です。目標を叶えるため、また成果を出すためにも最初が肝心です。
なぜなら何事も最初は一番大変だからです。最初の目標の立て方と継続の仕方を考察します。
最初が肝心という言葉は、最初が一番大変だから
最初が肝心?そんなのわかっているよと思う方もいると思います。何かをする際には最初にちゃんと目標を立てて色々準備を万全にしてスタートしたものの、3日坊主で終了なんてこと結構ありませんか?
そうなんです。「肝心」と言われているのは最初が一番大変だからです。
よく言われますが継続には3日・30日・3年の壁が一般的に言われていますね。
継続するための最初の目標設定の仕方をダイエットを例にここに挙げてみましょう。
最初に何をするべきでしょうか?
5キロダイエットすると宣言したとします。
毎日必ず実施する計画を立ててみる
毎日実行する目標を立てましょう。毎日2000キロカロリー以内とする、8,000歩歩くなどの目標を立てたとして週に数に2から3回くらいかな?的な目標を立てると…
今日は実施日だったかな?いや週3だから明日でいいや、いや明日の分は週末やろうなどと迷いが生じてきて今日はいいや!となる可能性が高いです。
毎日やると決めておけば、考えずに無意識に動ける可能性が高くなります。少しづつでも毎日実施して習慣になるようなメニューを立てましょう。ただ体への負担も考えて計画してください。
友達やSNS等で宣言する
友達やSNS等でやる!と宣言してしまいましょう。これにより宣言してしまったからにはやらなければいけないという理由ができます。人間は自分の中だけでの目標はなにかと面倒になった場合はできない言い訳を必死に考え始めます。
こう考えないようにするにも、周りに宣言することにより逆に自分へやらなければいけない言い訳になります。
ちゃんと日付を入れる
一か月以内に〇〇キロ痩せる、と目標に日付を入れましょう。日付を入れないとこれも自分にとって都合のいい言い訳を作って続かなくなります。
これらの事は必ず最初に決めておきましょう。ここが肝心です。大変ですが習慣にするまではひたすら無感情で毎日コツコツ続けてください。最初の3日、30日を超えられるよう淡々とこなしましょう。
実行するための方法

ではこれらの事を続ける方法と心構えです
何も考えないでやり習慣化する
毎日学校・会社から帰ったら腕立てをする。それまでは何もしない、朝食のメニューを固定する。雨以外は必ず朝食後散歩するなど、ルーティーンワーク化しましょう。その時に面倒だなとかなぜこんなことをするのか?などと考えたらいけません。
何も考えずに行うのです。何かできない理由を考えだしそうになったらひとまず着替えて外へ出てみたらいいのです。「考える前に行動してしまう」が大事です。
私はジョギングを習慣化するために起きたら何も考えず着替えて外に出てました。着替えて外に出てしまうと、ひとまず走るか!となるものです。無感情を装うのがコツ
実行できるツールを導入する
いまスマホアプリなどでカロリー計算ソフトやジョギングシミュレーターなど様々なソフトがありますこのようなツールを使う事は目標達成に向けての経過が数値などで表せるため非常にモチベーションが上がります。
またコミュニティ機能などもついているソフトも多いので、同じ目標を持つ仲間と支えあいながら続けることができます。
日付は短めに設定し都度確認をする
最初は1か月単位くらいで設定して常に目標とのギャップを都度確認していきましょう。長い期間で設定してしまうと、今の加減を見失ってまた、自分が今どれくらいできているのかわからなくならないためにも日付は細かく設定して進捗を確認することが大事です。
習慣化出来たらこっちのもの
目標達成までの力の8割を最初の2割の期間に充てるくらいの気持ちで行きましょう。最初にこのくらいの覚悟が出来ないから続かないのです。
半年での目標達成を目指すなら、最初の1か月は絶対にサボらない強い気持ちで乗り切りましょう。
最初に8割の力を使い切り習慣化まで持っていければ、あとは惰性でも無意識のうちに自実行できるようになります。洗顔や歯磨きと同じ感覚位までになればもうこっちのものです。
それだけに本当に「最初が肝心」です。最初に全ての力を出し切り習慣化することを第1に考えましょう。そうできれば目標達成もほぼ手中に収めたも同然です。
カギは「習慣化」です