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「コミュ障」はもう卒業!会話が苦手でも劇的に変わる3つの秘訣

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「佐藤はなんであんなに色々な部署の人と仲が良いんだろう…営業成績もいいし、お客さんのウケもいいらしいってさ。」
「俺?無理無理。そんなトーク力皆無。コミュ障だってことは昔から自覚しているし…」
そう思ってコミュニケーション能力の向上を諦めていませんか?
確かに人前に出ると緊張して全然しゃべれない…そんな経験、誰にでもありますよね。
でもそれは大きな誤解です。
コミュニケーション能力とは「トーク力」だけではありません。
実は余計なトーク力はコミュニケーションの障害にすらなることがあります。
今回ご紹介する3つの要素を意識して話すだけであなたのコミュニケーション能力は劇的に向上します。
その3つとは、「聞く力」「相手を主語に」「共感する」です。
実際にトップの営業マンや接客のプロは決してトーク力がある人だけではありません。
さあこの3つの力を習得してコミュニケーション能力を一気に向上させましょう!



「コミュ障」だと思っている人が陥りがちな誤解:トーク力=コミュ力ではない

特に二人きりになると、「何か話さなければ…えっと、えーっと…ああどうしよう…何か話題を…」と焦り、結局口から何も言葉が出てこない…。
「あーもうコミュ障なのになんでこんな仕打ちにあわなきゃいけないんだ…」そんな風に思っていませんか?
コミュ力がないと自覚している人が陥りがちな誤解があります。
それはコミュ力=トーク力(しゃべりがうまいかどうか)という誤解です
もしトーク力がないのであれば相手に話してもらうように仕向ければいいのです。
あなたの周りにもいませんか?
やたらマシンガントークで自分のことばかり話し気が済んだら去っていく人。
その人と分かり合えていますか?完全に会話が一方通行ではありませんか?
おそらくそのマシンガントークを話す人は自分ではコミュ力MAXだと思っているでしょうね。
一方的な会話でコミュニケーションが成立するわけがありません。

コミュニケーション能力を劇的に向上させる3つの秘訣

ではトーク力がないと自覚している人がコミュ力を上げるには何を意識したらよいのでしょうか?
以下の3つです。

秘訣1:相手に気持ちよく話してもらう「質問力」を磨く

コミュニケーションにおいてトーク力よりも実は質問力の方が大事と言っても過言ではありません。
というかトーク力がないなら相手に話してもらうようにすれば楽じゃないですか?
つまり「何を話したらいいか」より「何を話してもらおうか?」を考えながら会話を進めればいいのです。
プレゼンの場でもない限り自分が何を話すかなどをあれこれ考えておく必要はありません
台本を用意すればするほど緊張しますしその通りに話せなかった時に思考停止しがちです。
そこで「質問」をして、相手に気持ちよく話してもらうことにしましょう。
例えば、商談の場でうまくいかないとします
こんな感じで商品を進めていませんか?
営業マン「今回は商談の機会をいただきありがとうございます。この商品は〇〇で○○の機能を持った商品です。今ならお安くなる機会ですので是非~」(以下延々話す)
お客様「いやいや…〇〇なんて機能いらないんだけど…なんかうちのニーズに合ってるのかよくわかんないや…てか全然話聞いてくれないなこの人
トーク力があると自覚する方が陥りがちなミスですね。
おそらくこの後営業マンは自分の話を終えた瞬間にネタ切れになり沈黙の時間が訪れる羽目になるでしょう。
話題がなくなってつい「いまならもっと安くしますよ」などと聞かれてもいない余計なことを言ってしまう恐れもあります。
一言多い人になりがちです。
質問力がある人の話し方はこうです。
営業マン:「今回は商談の機会を頂きありがとうございます。今回弊社の〇〇に興味を持たれたきっかけなどはございますか?」
お客様「そうですね、当社今▲という課題を抱えておりまして…弊社のHPを拝見して御社の商品が解決方法に近しいと思いましたので」
営業マン「ありがとうございます。解決方法などで特に重視されていることなどはございますか?」
こうやって頭から質問していけばお客様の方から話してくれますし会話も弾んでいきます。
「自分が話さなければいけない!」という考えを捨てましょう。

秘訣2:常に「相手を主語」にすることを心がけて話す

これもトーク力だけがある人が陥りがちな罠です。
たとえば質問力を発揮して営業マンがお客様と天気の話をしたとしましょう。
営業マン「本日はお招きいただきありがとうございます。いやー今日はいい天気ですねえ」
お客様「いやーずっと雨が続いていましたものね。ようやく晴れて気持ちがいいですね今日は…」
営業マン「いや本当に晴れて良かったですよ。弊社晴れが続かないと弊社も売上が落ちるんですよ。いやね、雨だと〇〇という商品がね」(以下延々話す)
お客様:「いや、それはよかったですね…ははは(そんなこと知らないって…一体何の話を聞かされているんだ)」
会話の相手を主語に(相手に話題の軸を置く)しないと相手はあなたの話をまた延々と聞くことになってしまいます。
あなたの周りにもいませんか?会話に割って入ってきて延々と自分の話をし続ける「会話泥棒」な人(笑)。
コミュニケーションが上手な人は常に相手を主語にした会話の進め方をしています。
例えば…
営業マン「本日はお招きいただきありがとうございます。いやー今日はいい天気ですねえ」
お客様「いやーずっと雨が続いていましたものね。ようやく晴れて気持ちがいいですね今日は…」
営業マン「本当にそうですね!〇〇様は、晴れの日は何かされるご予定があるんですか?」
お客様:「ええ実はですね…」
このように相手の言葉を受けて、さらに相手に興味を示す質問を重ねることで会話は自然と盛り上がります。
「私は」ではなく「あなたは」を意識するだけで、相手は「自分の話を聞いてくれている」と感じ、心を開いてくれるでしょう。

秘訣3:相手の感情に寄り添う「共感力」を身につける

「共感」とは、相手の感情や考えを理解しそれに寄り添うことです。
これは、質問力や相手を主語にする力と合わせて、コミュニケーションを深める上で非常に重要な要素です。
例えば部下が仕事でミスをして落ち込んでいるとします。
悪い例「なんでこんなミスしたんだ?次からは気をつけろよ。」
良い例「大変だったね。このミス、〇〇さんのせいじゃないよ。私も経験あるから気持ちわかるよ。どうすれば次から防げるか一緒に考えよう。」
後者のように相手の感情に寄り添い共感の言葉をかけることで
部下は「この上司は自分のことを理解してくれている」と感じ信頼関係が深まります。
共感は相手の言葉を繰り返したり、相手の感情を代弁したりすることでも表現できます。
「それは大変でしたね」「お気持ちお察しします」といった言葉を挟むだけでも相手は安心感を覚えるでしょう。

まとめ:コミュ力は「技術」で磨ける!

コミュ力=トーク力ではない!聞く力、質問力が重要。
会話の主語は常に「相手」を意識する。
相手の感情に寄り添い、「共感」を示す。
コミュニケーション能力は生まれつきの才能ではなく意識と練習で誰でも向上させられる「技術」です。
「コミュ障だから…」と諦めるのはもうやめましょう。今回ご紹介した3つの秘訣を実践することで、あなたはきっと、これまで以上に円滑な人間関係を築き、仕事もプライベートも充実させることができるはずです。
あなたの「ノビライフ」を、コミュニケーションの力でさらに豊かなものにしていきましょう!

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