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意識高い「系」社会人は承認欲求の塊である

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あなたの会社にも「意識高い」人はいるでしょう。

意識高いのであり実績が伴っていればそれはとてもいい事ですが、やっかいなのが意識高い「系」の人々です。

「系」の人々が欲しいのはただ一つ「他人からの賞賛」のみです。

つまり承認欲求意識が「高い」のです。

何を意識しているんだ?って話なんですが、とにかく面倒な人種ですね。

今回はこの「意識高い系」の人達の特徴、心理と付き合い方について考えてみましょう。

イラっとするけど、他人の視線の呪縛から逃れられないある意味しんどそうな人々です。



意識高い系社会人の特徴

 

意識高い

 

普通に意識高い人は見習うべきです。

大体意識高が高い人はそれに見合った実績がありますが「系」の人は口と実績があってない人が多いです

それでは「意識高い系」とはどんな人か見てましょう。

やたら忙しいアピールをしてくる

あっという間に予定が埋まっちゃうわ、誰か変わってくれよ~ 俺もう体1つしかないんだからさ

・お前の為なら予定こじ開けられるからさ、言ってよ

・マジで寝てねーんだけど

・もう誰か俺を開放してくれ~

など、なんて言葉をかけてあげたらいいんでしょうか?

まあよくて「大変だね」位しか言ってあげられないですね。

自分が人気者だという事をアピールしたいだけのパターンです、万年忙しい人はそれが当たり前ですからそんなアピールを敢えてしません。

ちなみに本当に忙しい人はこんなことを話してる暇すらなく、黙々と仕事をこなしていきます。

やたら勉強しているアピールをする

「自己啓発」お化けに気持ちをさらわれているタイプです。

自己啓発本で感化された一文をちょいちょい言葉に入れてきます。

こういう上司になるとやたら説教に自己啓発の言葉を自分が体験で学んだような顔をして言ってきます。

言葉と行動が伴わず大抵言葉が薄っぺらくなります。

いわゆる「ノウハウコレクター」というやつです。

なんちゃらセミナーやなんちゃらフォーラムが大好きです。

ブランドと肩書ばかりを気にする

商談先からの帰りに上司がぶつぶつ

「いや~〇〇さんはさすが〇〇大学だからやっぱ違うよな…」

「さすが一流企業は違うよな…」

「やっぱり一流のビジネスマンなら〇〇のブランドは持ってないと」

とこれもまた返事に困るタイプです。

そして延々と言っているのは自分の努力がどうこうはあまり関係ない事ばかりが多いですね。

誰〇〇と知り合いで~と言いまくる

異業所交流会に行き著名人に列をなして名刺交換してきたらもう「知り合い」です

その名刺がよれよれになるまで皆に見せびらかしたりするのです。

彼らが言う「人脈」や「ブレーン」などです。

そういう人は「ビジネスは人脈がすべてだ」と言い張ったりします。

また、やたら有名人との遠い遠い縁の繋がりまでさも自分の知り合いの様に話したりします。

しまいには「俺の友達が〇〇の知り合いでさ~」ともはや自分ですらない知り合い自慢まで始まったりします。

すごいのは知り合いであり、その当人ではありません。

他人の権威をかさにして自分の地位を向上させようとするよーく考えればなんだそれ…な話です。

カフェで人目を気にしながらマックをカタカタ

スタバでりんごのマークを光らせながら、コーヒー片手に書類を広げカタカタ

当然それが悪い事とは言いませんし、そりゃ自宅などでは仕事や勉強に集中できないでしょう。

ただ、本当にそういう人だけならいいのですが、スタイルだけでやっている人見ませんか?

そういう人に限ってただネットを見ているだけで、やたらキョロキョロして見栄えを気にします。

何が困るかって、そういう人達のせいで店内で座る場所がなかなか無いんですよ。

おそらく都内のスタバって半分くらいの席がこういう方々で埋まってる気がします。

もちろんちゃんとやられている方がいるのはいるとは思うんですが、やっている自分に酔ってる方も見受けられます。

わざと難しい言葉遣いをする

商談や打ち合わせなどで、どんな言葉とは言いませんが難しい言葉をわざと使う人がいます。

もう一時のルー大柴かよってくらいに。

相手がどういう意味ですか?と聞かない事をいい事にいくらでも難しい言葉を使います。

相手がは?となっていることに気づかずに自分に酔っていると、大体後から相手と言葉の齟齬が発生します。

難しい言葉を使っていることは、相手から意識高いと思われることはほとんどないです。

英語の学術文章の最適な訳が見つからないのでない限りは、物事をわかりやすく伝える事が出来ないのと同じことです。



意識高い系の心理

ズバリ「承認欲求」です。

皆に認められたい、すごいと言われたい、権威を付けたいという一心からの行動です。

本当に意識が高い人は絶え間ない努力をして実力をつけていきますが、それもできないのでそれっぽく見せたいのです。

そして本当に意識が高い人は実力を自分からアピールすることは少ないですが、「系」の人は自分からどんどんそれっぽく見せていき

「すごいね」という賞賛の言葉を待っています。

 



意識高いの「意識」は実は他人からの視線

 

そうです、意識高い系の意識としているところは「他人からの視線」です。

「他人からの視線が高いと嬉しい系」がその真意でしょう。

常に他人の評価を気にして、自分の位置を決めがちな人達なのです。

常に他人より出来る出来ない、勝った負けた、上か下かなどの順位をつけることにこだわっています。

常に自分の中に順位があり、下に見られると常にマウントされがちなのが厄介です。

彼らのスタイルは実用性や使い勝手などではありません

「他人から見てかっこいいかどうか」で価値判断が決まっています。

意識高い系との付き合い方

意識高い系のマウント発言には「聞き流す」のが一番です。

反応してはいけません、まともに話を聞いてはいけないのです。

反応するのが一番の彼らの養分になり、反応すれば延々と彼らはマウントを繰り返してきます。

かまってほしくて絡んでくるのに反応しているのと一緒です。

「へえ~」 「そうなんだね~」 「なるほどね~」で流しておけばいいのです。

また、正面からと否定するのも辞めた方がいいでしょう。

「え?マックなんて使ったことないじゃん」などの身も蓋もない事を言うと彼らは烈火のごとく怒り狂います。

無視かそれ以上の実力をつけるチャンスと思うか

ただ「意識高い系」も本当は自分なりに成長したいと思っている人達です。

ただ、目的がなくスタイルと過程だけをマネしてしまった事により自分でもゴールがわからなくなっているのかもしれません。

そっと見守ってあげたらいいかと思います。

その人に現実を教えて差し上げようという思いは持つ必要はありません。

嫌なら距離を取った方が早いです。

それじゃ我慢できないという場合と明らかに上から見下してくる場合は、思いっきりかわいそうな人だと心から思いましょう。

決して思うだけで本人に伝えてはなりません。

もしくは意識高い系より実力をつけてぐうの音も言わせない様にするのが一番の攻略方法です。

この人種に付きまとわれたら、自分も行動を起こすチャンスだと思うのもいいかもしれません。

そう考えるとうっとうしいと思える意識高い系の人との出会いも、ある意味チャンス?

その様に考えられる人が「意識高い」人なのでしょうね。

 

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