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退職

同期に会社を辞める!と言われた時に考えてはいけない事

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3日、3か月、3年

何かを始めた時に挫折してしまう時期と言われています。

3日坊主やら5月病(おおよそ3か月目ですね)石の上にも3年という言葉もありますね。

たしかに事を始めた時に要領がなんとなくつかめこの先やっていけるかどうか見えてくる時期ではあります。

実際会社を3日で辞めてしまう人がいるのは職場の雰囲気が3日位でわかってしまうからでしょう。

さすがに3日ではよほどの事が無い限り逃亡レベルですが、3か月を超えたあたりが最初の関門でしょう。

新卒で3ヶ月くらい経つと「なんか違う…」とか辞める!とか鼻息荒く叫ぶ同期も出てくる頃。

今回はそんな同期に「辞めたい」と言われた時にどのような返事をしますか?

そんな時に1番してはいけない事、それは「同期と一緒に辞めてしまう」という事です。

まだまだ新しい環境での不安が残っている時期は周りの意見に流されてしまい冷静な判断ができにくい時期です

そんな時の同期の誘いはとても魅力的に見えてしまいますが、そこは冷静に考えなければいけません。



すぐに辞めてしまう同期の心理とは?

4月に入社し学生との違いを感じながら研修~配属と無我夢中でやってきた日々

決して社会人はドラマのような華やかな世界だけではありません。

ドラマの銀行員のようなサバイバルな世界が毎日繰り広げられるわけでもありません。

ただ淡々とした組織の論理が支配するだけのどちらかというと泥臭く退屈な毎日を過ごす事になります。

飲み屋でみっともなく酔いつぶれるサラリーマンの気持ちがようやくわかる時ですね。

「なんとなく仕事が自分に合わない…」

「待遇が良くない…」

と思う人出てくるのも、少し周りが見えてきた入社3か月過ぎから多くなってきます。

そして新入社員は主に以下の3つのタイプに分かれてくるのです。

1.自分に足らない所を磨いて一人前になる為に頑張っていくぞ!
2.会社ってこんな感じなのか…まあほどほどにやっていけばいいや!
3.私のやりたい仕事はこれじゃない!待遇も悪くてやってられない!

1と2はある意味会社に期待せず、与えられた環境の中で自分の居場所をしっかり作ろうとしています。

3の人たちが今回お話しする退職予備軍ですね。



新入社員が辞める主な理由

退職を考える人

健康上などのやむを得ない理由を除いて新入社員の主な辞める理由は以下のようなものです。

自分のやりたい仕事と違う

かつて企業研究や面接などで希望している部署に行けなかった、もしくは思っていた仕事と違うという理由です。

希望が多い部署は誰もがやりたいわけでそれなりの経験や実力が必要になります。

会社は様々な都合で配属を決めますが「やりたい仕事」が出来る部署に配属になる人などほとんどいません。

仕事としてやっていくうちにプロになっていくという人がほとんどです。

「やりたい仕事なら頑張れるけど、今の仕事は無理だわ…」というのは「テレビに出れるなら面白くなれるんだけどな…」と言っている芸人さんと対して変わらないです。

面白いからテレビに出れるんですよね。

仕事もある程度経験を積み実力が付くとそれなりの楽しみが見つけられるようになります。

残業や休みがとりづらい

これは会社に入ってみないとわからない所はあるでしょう。

全社で慢性的な残業が問題になっているのであれば、これは自分ではどうしようも出来ないので仕方がないでしょう。

ただ自分の部署だけとか、他の人は定時で帰っているとか自分だけが残業や休日出勤にハマっているのであれば

少し仕事の仕方を考えた方がいいです。

忙しい上司は入社3か月を過ぎれば新入社員をつきっきりで面倒を見る時期はとっくに過ぎています。

自主的に仕事の時間管理をすることを意識出来ないとこれは転職しても同じような事になりやすいです。

会社の雰囲気や人間関係が合わない

これも人によります。

雰囲気は感じ方次第で変わります。

職場がシーンとしているのが間が持たず許せないという人もいますし、がやがやしていて仕事に集中出来ないという人もいます。

また人間関係もその人の性格と配属部署次第で合う合わないに左右されます。

これは他の会社に行ってもずーっと付きまとう問題で、まずは部署異動などで解決すべきです。

もし同期が鼻息荒く「ここの会社は雰囲気も人間関係も最悪だ!」と叫んでいても自分の部署はどうなのかを冷静に振り返ってみましょう。

上司と合わない

就職してしまうとまるで会社が世の中のすべてという位にのめりこんでしまう人がいます。

1人暮らしなどで会社と家の往復で忙殺される毎日が始まればどうしても会社中心の生活になりがちです。

社内での立ち位置=自分の存在価値と誤解をし始めてしまうと危険です。

上司の評価がすべてになり、上司と合わない事とまるで世界中から自分自身が否定されてかのような状態になってしまいます

まさに「社畜」という状態になるのです。

ただこれは個人の性格と上司の相性によるもので合うか合わないかです。

これは自分自身が動くことで環境は変えられるのに、世界が狭くなってしまっている人です。

同期がそのような事になってしまっていたら、あなたが助けてあげるべきです。

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新入社員ですぐ辞める人のメンタル

自分を見つめる

すぐに心が折れている人が陥りがちなのが「会社との認識のズレ」にあります。

会社にとってあなたという存在は「労働力を提供する単なる1人」でありまだそれも充分にできない新米なのです。

そんなうちから仕事が合わない!やりたい仕事と違う!といった所で誰が耳を貸すのか?ということです。

耐えられないと言って辞めるのは本人の判断ですが、会社自体があなたの言葉を考慮してくれる存在になれば会社は動いてくれるでしょう。

会社にとって必要な存在になれば会社はあなたの要求を聞いてくれるでしょう。

我慢して会社に通うのは本人のメンタルとの相談ですが、会社はあなたの言うとおりに動いてくれるという事は会社に必要な存在でない限りまずないと認識すべきです。

そして合わないのであれば合わせる努力をするか環境を変えるしかありませんが、どの会社でも社員の立ち位置は同じようなものです。

ですから同期が声高に仕事が合わない!やりたい仕事と違う!と鼻息荒くしていてもそれはその同期の考えであり

あなたがそう思わないのであれば、感情移入をする必要はありません。

同期に辞めると言われたら

このように会社というのは合う合わないがあります。

会社と人の相性は基本的には一緒で、相性も価値観も合うかどうかです。

同期が辞めたい!というのであれば同期は会社に合わないんだな…と思うしかありません。

自分が辞めるほど会社に不満を持っていないのに、そんなに同期が言うんだったら私もあの件が納得できないかも!

と会社の嫌な点を探し始めます、そして同期が同意共感してくれることでだんだんその気になってきてしまうのです。

同期に辞めたいと相談されでももう一度よく考えるように促し自分は自分とまずは割り切って相談に乗るべきです。

同期に辞めると言われた時にしてはいけない事

チームワーク

新入社員の中には数人で一緒に退職届を出してしまう事例があります。

これは上に書いたような社員が一方的に同期に会社の不満をぶちまけ続けた場合に、言われた方の同期も会社に対する知見が少ないためそれをそのまま鵜呑みにして「辞めるべき会社かも…」と判断してしまう事です。

また下手をすると同期が「一緒に辞めない?こんな会社?」と声をかける事もあります。

辞める同期に合わせる事は絶対にしないでください。

同期は同期の人生であり、辞めた責任を取ってくれるわけではないのです。

辞めたものの同期は実は会社が決まっていてすぐに転職してしまい、自分は就職出来る会社もない。

新卒カードは切ってしまったのです。

同期に辞めると言われても冷静にちゃんと自分自身でこの会社が合うかどうかを判断すべきです。

人も会社も合う合わないがあります。

同期と勢いで会社を辞めてしまうのはあの人嫌いだから、一緒に口を聞かない様にしよう!という口車に乗ってしまうようなものです。

たとえ一番の中の良い同期といえども人生の判断は自分で考え判断しましょう。

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