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関係ないとお手上げの女性

当事者意識の意味と部下に持たせるために考えておくこと

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私が所属している会社の研修のアンケートで「部下に一番もってほしい能力は?」でダントツに多いのがこの「当事者意識」です。

これに引き続いて多いのが、「問題発見」の力です。この2つを見ると今の上司部下の関係がなんとなく浮かんでくる感じがします。さて、部下に当事者意識を持たせるにはどうしたらいいのでしょうか?ただ、部下が当事者意識を発揮できないのはどうやら本人だけの問題ではなさそうです。 



当事者意識の意味とは?

管理職の方と話していると確かに「うちの部下は当事者意識がない」という嘆きをよく聞きます。
何か問題が起きても他人事のようだと。

当事者意識⇒自分が直接物事にかかわっているという自覚を持ち行動すること

つまり当事者意識がないと、何かが起こっても私には関係ないというような態度やそもそも関心や興味がないということです。

若手って本当にひとごとなんだよなとお嘆きの上司や先輩が多いのではないでしょうか?たとえば以下のような例でもどかしい思いをしたことはありませんか?

当事者意識がない投げっぱなしの仕事

あなたは部下に、セールチラシの作成を担当の任とともに依頼しました。いったん私に確認するように指示をしましたが、締め切り寸前になっても何も報告がありません。任せるといった手前ではありますが・・・ 

 

上司
あのさ、チラシのまだ確認してないんだけどさ、まだ見せてくれないのかな?
明後日入稿って伝えてあるよね?
 
 
 
部下
あ、いや、デザイン会社にお願いしているんですけどまだ上がってこないんですよねえ…

 

 

上司
いやいや、明後日だよ、大丈夫なの?確認しないの??
 
 
部下
いや、取引先にちゃんと言ってあるので大丈夫だと思うんですけどねえ…
 
 
上司
確認してくれよ、先方に伝わってない可能性あるだろうから

この時部下は心の中でこう思っています。

 

部下
だから大丈夫だっていてんじゃん!
そんなに心配なら自分で確認すればいいのに…
 

この時上司は心の中でこう思っています。

 

上司
あいつ自分が担当だってわかってるのか?
当事者意識ゼロだな
 

こんなやり取りないですか?

当事者意識が無い職場~皆でたらい責任をたらい回し~

なんとA社に発注する商品が納期に間に合いませんでした。調べてみると発注すらされていない様子です。

なぜこんなことになったのか反省会です。

 

やちこ
なんで今回こんなことが発生したのかな? 
 
部下A
いや、僕は発注したつもりでした。Bさんには発注書渡してましたしね
 
部下B
え?もらってましたっけ?私しりませんけどね。私直接もらってないです。
cさんが持ってませんでした?
 
 
部下C
もう、なんですか私知りません!!なんですか、全部私のせいにして!!

 

 

上司
おいおい、みんな人のせいかよ…お客様に申し訳ないと思わないのか…

 

それって私のせいですか?

上司の責任にするかの如く逆切れに近いパターンです

部下がお客様に納期を言い間違えてしまいました。完全な確認不足です。

 

上司
なんであのお客様にまだ確実でない納期を先に言った? 
あの商品はまだわからないだろ

 

 

 

部下
え?私が全部悪いんですか? それを言うんでしたら私に仕事を任せた課長の責任は全くないんですか?
 

え?私が全部悪いんですか? それを言うんでしたら私に仕事を任せた課長の責任は全くないんですか?

こうなると当事者意識というより完全な逆パワハラに近いですね。



どうしてこんな事が起こるのか?最近の若手の考え方は?

無責任の人形たち

若手社員が当事者意識がないと言われるのは以下のような原因もあるかも

頑張るだけ損

昔と違って、今の若手は好景気で給料がどんどん上がっていく時代を経験していません。

働いても給料がこのまま上がっていく保証もありません。
会社でがつがつ働いても仕方がないとまで思っています。

めんどくさい事はできるだけ押し付けられたくないという考え方をする社員もいます。

出来る限りめんどくさい責任は押し付けられたくないのです。

他部署に関心がない

会社の中でも自分以外の人に関心を持っていません。自分の業務の範囲以外で気にすることもあまりありません。

自分の仕事の責任を果たすことが最優先と考えていて、この先の工程がどうかなどあまり考えていません。

上司や同僚とのコミュニケーション不足

普段から部下の方とコミュニケーションをとっていますか?

何かあったら助けるという信頼関係を築いていますでしょうか?部下に投げっぱなしにしていませんか?

部下が話しかけやすい環境を作っていますか?

最近の若手は当事者意識ってものがないのかよ…って部下の前で言っていませんか?

部下はもしかしたらシグナルを出していたか、あなたに相談したかったかもしれません。もしくは残酷ですがあなたにできるだけ関わりあいたくないのかもしれません。 

普段は関わりもしないくせにいざとなったら詰めてくるのでは部下としてもたまったものではありませんね。



当事者意識を持たせるには?

当事者意識を持ってもらうには、以下の事を実践してみましょう。これが定着すれば進んで動いてくれるようになります。

指示について部下がどう関わるのかちゃんと動機づけする

物事を指示するにあたり、特に初めてかかわることはちゃんと部下が関わる動機付けをちゃんとしましょう。

先ほどのチラシの件であれば

 

上司
今回のセールは会社の売上の決算にかかわるとても大事なイベントだ、その大事なチラシを君に任せるよ。
僕も何かあったらすぐ助けるから心配事があれば随時相談してきてほしい。

 

このように指示をすれば、少なくとも部下も間に合わないと思っていれば相談してきたかもしれません。

まずあなた自身が部下の責任を取る当事者としての責任を果たしているか考えてください。

関心がなさそうであれば、何か気になることがあるかどうか聞く

一見関心がなさそうでも最近の部下はなにもかも逆らおうとまでおもっていません、自分の選んだ会社ですから頑張ろうと思うものです

それでなければ若手で転職も比較的しやすい年代ですから、転職をしてしまってもおかしくはありません。

指示をされても、何がわからないのかをその場で聞けない性格の部下もいます。

その時は随時聞いてあげる事でちゃんと自分で意識を持つようになります。

組織改善の必要性

当事者意識が無いとという事は「自分が物事にかかわっているという意識が無い」という事ですね。

組織の縦割りや、トラブル時の責任追及の仕方(犯人追及に主眼)が行き過ぎると当事者意識がある方が損という風潮になってきます。逆に物事にかかわっている意識をなくす方向に部下自らが向かっていきます。

自分の部署や自分の責任を逃れたい一心で、ボールが真ん中に落ちたりするわけです。

まとめ

部下の当事者意識が無いという前に、自分も部下の責任を負うという当事者としての意識があるかどうか再考してみよう

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