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希望部署に配属されなかったら転職?ちょっと待って!その部署が未来を拓く鍵かも

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「商品企画の仕事がしたかったのに、まさかの営業部に配属…もう転職しかないのかな?」
新卒や異動で希望の部署に配属されず、落胆しているあなた。
もしかしたらその配属は会社からの「最高のプレゼント」かもしれません。
今回は、希望とは違う部署に配属されたとしてもすぐに転職を考える前に知っておくべきことをお伝えします。



会社はあなたの希望を無視したわけじゃない?意外な配慮の可能性

「希望部署に行けなかったのは、会社が私のことを見てくれていないからだ!」
そう思っていませんか?実は、会社はあなたの希望をちゃんと考慮した上であえて別の部署に配属している可能性があります。
例えば、商品企画職を希望していたのに営業部に配属されたケース。
「営業なんて嫌だ!すぐに転職だ!」と考えるのは早計かもしれません。
なぜなら、商品企画職にとって営業で身につく「お客様との交渉能力」や「市場の生の声」という現場感覚は実は必須スキルだからです。
「いやいや、内勤なんだからお客様との交渉能力なんていらないでしょ?」
そう思うかもしれませんが、それは違います。内勤になった場合、「お客様」は社内の各部署になります。
自分で企画開発した商品を自分で販売するわけではありません。
自社の営業などの販売部門が売るわけですが、まずは商品を売ってもらうためのプレゼンが必要です。
営業さんが「よし!これなら売れるぞ」と思うためには、まずはお客様や営業の立場に立った説明が必要です。
そのためには、営業を経験しているのといないのとでは、営業に伝わる説得力に雲泥の差が出ます。
また、外部のベンダーやバイヤーなど、原材料を供給してくれる人との原価交渉などの交渉能力も必要です。こ
れらはとても新入社員がいきなりできる仕事のレベルではありません。
つまり会社は営業のスキルをまず身につけてもらい、将来的に商品企画などのMD系の職種に配属しても困らないように配慮したとも言えるのです。

希望部署への「遠回り」が、実は「近道」になる理由

希望部署への配属が叶わなかった時、多くの人は「遠回りさせられた」と感じるかもしれません。
しかし、この「遠回り」こそが、将来的にあなたのキャリアを大きく飛躍させる「近道」になる可能性があるのです。

1. 視野が広がり、多角的な視点が身につく

希望部署以外の経験を積むことで、会社の全体像や異なる部署の役割、課題を理解できます。
これは、将来的にリーダーシップを発揮したり、より大きなプロジェクトを推進したりする上で不可欠な視点です。

2. 専門性+αの強みが生まれる

例えば、商品企画の知識に加えて営業経験があれば、顧客ニーズを深く理解した上で、より売れる商品を企画できるようになります。
これは、単に商品企画の専門性だけを持つ人にはない、あなた独自の強力な強みとなるでしょう。

3. 人脈が広がり、社内での影響力が増す

様々な部署で働くことで、社内の多くの人と関わりを持つことができます。これによりいざ希望部署に異動した際に、スムーズに仕事を進められるだけでなく、困った時に助けてくれる仲間が増え、社内での影響力も高まります。

焦らないで!今の部署でできることを最大限に

希望部署に配属されなかったからといって、すぐに転職を考えるのはもったいないことです。
まずは、今の部署でできることを最大限にやってみましょう。
積極的に業務に取り組む: どんな仕事にも学びはあります。前向きに取り組むことで、新たなスキルや知識が身につきます。
部署の目標を理解する: 自分の仕事が部署や会社全体にどう貢献しているのかを理解することで、モチベーションを維持しやすくなります。
社内人脈を築く: 部署内外問わず、積極的にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築きましょう。これが将来のキャリアに繋がります。
希望部署との接点を持つ: 部署間の連携業務に積極的に参加したり、希望部署の先輩に話を聞きに行ったりするなど自ら接点を作る努力をしましょう。

まとめ:希望部署への道は一つじゃない!

希望部署に配属されなかったからといって、あなたのキャリアが終わるわけではありません。むしろ、それは新たな可能性の扉が開いたサインかもしれません。
会社はあなたの成長を考えている可能性も。
「遠回り」に見える道が、実は「近道」になることもあります。
今の部署で得られる経験やスキルは、必ず将来の財産になります。
焦らず、今の環境でできることを最大限に活かし、自分だけのキャリアパスを切り開いていきましょう。
あなたの未来は、きっと明るいですよ!
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