突然ですが今会社は楽しいですか?
職場の雰囲気はどうですか?
「自分は会社員に向いてない」
「周りが敵だらけで誰も信じられない」
「能力が低い奴が多くて仕事が進まない」
せっかく多くの時間を会社に捧げているのであればせめて居心地は良くしたいですよね?
「そんなのはどうでもいい?自分の実力だけでのし上がって社内の敵を見返す?」
その考えは会社という組織内では難しいかもしれません
周りに敵が多くては進む仕事も進みません。
「上司にもよく怒られる?」それは上司も味方につけていないからかもしれません。
逆に、皆からすぐに助けてもらえる人はいませんか?
「え?仕事ができないのに助けてもらえるのは甘え上手だって?」
いやいや、それは違いますよ。
彼らは「味方を増やした方が仕事がしやすい」と認識しているからです。
自分でできる仕事をできないふりしてわざと皆にお願いしている可能性すらあります。
「え?なぜそんなことをしているのかって?それが知りたい?」
会社という組織内で一人で突っ走れるのは若手のうちだけだと知っているからです。
実力だけでは限界があります。
今回は、社内の味方を増やすにはどうすればいいか?を考えていきましょう。
キーワードは「共感」です。
関連記事
あなたは上司や同僚に「もっと空気読まなきゃ!」と言われて「へ?」となった事はありませんか?行間が読めないなあと言われることも同様です。上司に「はあ…すいません…」といってみたもののイマイチ納得がいかずモヤモヤが残ります。[…]
目次
職場で「味方」を増やす!今日から実践できる3つの能力
皆さんが会社で働く以上、味方が多い方が働きやすいに決まっています。
ただ自己主張も大事なことでしょう。
しかし社内に敵を作りがちな人は正義感が強いことも含めて自分の意見を主張することに信念を持っていることが多いです。
組織内には色々な考え方を持っている人たちがいます。
あなたが強引に意見を主張しても、話はこじれて敵は増えるだけです。
あなたが上司という権限を持っていればパワーで押し切ることは可能です が
嫌われることは覚悟しなければなりません。
「ええ?じゃあ全部相手に合わせろっていうのか??」
いえ、そうではありません。ただ、味方が多ければ別です。
あなたの意見を理解しようとしてくれますし後押ししてくれることだってあります。
「同じことを言われても彼なら許せるけどあいつなら許せない」という思いをしたことがあるでしょう。
まさにそれです。
じゃあどうやったら社内で味方が増えていくのか?
これから紹介する3つの能力を身につけましょう。
1. 相手の気持ちを先読みする「気遣い」の能力
あなたは上司からクライアントに渡す書類のプリントアウトを頼まれました。
書類は5枚です。
PCからプリンターへ書類を出力して上司にそのまま渡しました。
上司はおそらくこう言うでしょう…
「あのさあ、せめてホッチキス止めかクリップで止めてくれないか?」
これを言われて「ああ、そういうことね」と思ったあなたは、
ここは飛ばして下へスクロールしてください。
「え?いやいや上司がそもそもホッチキス止め云々言わないのが悪いだろ!」と思ってしまったあなた。
上司は言わないまでも使う人の立場を考えたちょっとした気遣いはできるだろうと
わざわざ言わないのです。
ちょっとした気遣いができるかどうかで、案外人の好き嫌いや評価というのは決まったりするものなのです。
一方組織人や世間などで嫌われやすいのが、自分のことしか考えていない人です。
それは人間ですから自分のことを考えるのは仕方がないとしても、それが見え見えになった瞬間に他人は冷めていくのです。
ですから会社では常に主語を「他人」にするように心がければ、比較的スムーズに関係は回っていきます。
2. 相手の話を「最後まで聞く」傾聴力
あなたの周りにもいませんか?
•話を遮るように「いや~」とか「それってさ~だよね?」とかぶせてくる人
•何かを発表した時に悪意のある質問を皆の前で投げかけてくるような人
•何を言ってもまず否定しかしない人
これやっている人は自覚はほぼないはずです。
話している方は話をブツブツ切られるので話す気がなくなっていきます。
こういうことをする人は、別にマウントをされていると思われ話し手から嫌われます。
中には「いやいやマウントをしたいのではなくて、ちゃんとした意見を言っているのに!」と憤慨される人もいるでしょう。
ただ、残念ながら上記に書いたようなことに自覚がある人は確実に嫌がられているのです。
じゃあどうすれば…と思ったでしょう。
簡単です。
相手の話を最後まで聞いておけばいいだけです。
そして十分な間を取ってから意見を言えばいいのです。
人は自分の話を遮られてしまったり取られてしまったりすると非常にストレスになります。
そして得てしてマウントを取られてしまったというマイナスな感情を起こします。
もし上司に小言を言われ、必死で弁解すべく話を途中で遮ってしまったら結果はお分かりでしょう。
「人の話を最後まで聞けよ!!」と言われたことがある人なら、まさにその癖が抜けない人です。
気持ちに余裕をもって、最後まで人の話を聞いてみましょう。
人は自分の言いたいことを言い終わると落ち着くのです。
いつも何か上司や同僚が自分が発言をするとイラっとしてるんだよなあ…という人は、ここを意識して見て下さい。
3. 相手に寄り添う「共感」の能力
「共感力」これは最近非常に大事なキーワードです。
SNSの「いいね!」をもらいたいというのも
自己肯定感を高めたい=自分に共感してほしいということが根幹です。
共感してもらえる=わかってもらえてる=安心できるとなります。
これは上司も同僚も後輩も関係ありません。
例えば、厳しくて嫌な上司と言われている人でも、当の上司は嫌われようとしているわけではありません。
上司なりの正義に伴って行動しているわけです。
それなのに厳しいということは、どうしても部下に疎まれがちで、上司としても少し寂しい思いをしているかもしれません。
そんな時に上司に共感してあげると上司は表面上は「わかってんのか!?」みたいなことしか言わないかもしれませんが
心の中では嬉しいと思っているはずです。
気難しい上司に言いたいことを言ったり気さくに話している同僚って皆さんの周りにもいませんか?そういう人たちは、うまくこの「共感」を使っているかもしれません。
ただこの共感を得るためには最初は上司の意見を肯定的に受け止める姿勢が重要です。
反論するのではなくまずは「なるほど、そういう考え方もあるのですね」と受け止めることから始めましょう。
まとめ:職場の人間関係を円滑にし、ストレスフリーな毎日を
•職場で味方を増やすことは仕事の効率と満足度を向上させる鍵。
•「気遣い」「傾聴」「共感」の3つの能力を磨くことで、人間関係は劇的に改善する。
•相手の立場に立って考え、話を最後まで聞き感情に寄り添う姿勢が重要。
•孤立無援の状態から脱却し、助け合える仲間を増やすことで仕事はもっと楽しくなる。
職場の人間関係は、仕事のモチベーションやパフォーマンスに大きく影響します。
もしあなたが今、職場で孤立感を感じていたり人間関係に悩んでいたりするなら今回ご紹介した3つの能力を意識して行動してみてください。
小さな一歩があなたの職場環境を大きく変えストレスフリーな「ノビライフ」へと繋がるはずです。
関連記事
あー上司とうまくいかない…意見も会わないしやたらマウント取って来るし。でも何も言えないんだよな…怖いというかイライラをまき散らしてて何を言っても言いくるめられるし。上司としての圧がすごいしちょっとでも否定的な事を言っ[…]