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履歴書に書くところ

フリーターからの脱出術~自分の棚卸をする~

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今回は筆者自身がフリーターから正社員に復帰した時に準備した事をご紹介します

フリーターから正社員に復帰するには、まず自分の棚卸が必要です。

なぜなら、今の自分を分析することにより自分の好きな事や向いている事を改めて知ることができるからです。

自分の楽しい事や向いている事を仕事にしないとモチベーションが続きません。

フリーターのうちに様々な仕事を体験し、これなら正社員で続けていけそうだという事を探してください。

今回は私自身がフリーターから正社員に就職した時を振り返ります。

テーマパークの仕事のやりがいを感じる日々、このままではずっとここで埋もれてしまうと一生フリーターのままになってしまうのではと楽しさの裏に一抹の不安が湧いてきました。

前回記事

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OKするサラリーマン


そんなモヤモヤするある日尊敬する社員の背中を押す一言で再就職することに決めたのです。

この機会が無ければ、ずっとフリーターを続けていたかもしれませんね。

社会復帰に選んだ業種は「小売業」でした。



迷いの日々を見透かされ再就職を促される

このバイトは夢と魔法の王国。

日本、いや世界中から楽しみにしてくれる人達がいます。

楽しみに来ていただくお客様へ感動を提供しているという気持ち、皆でその場を作り上げているという一体感はどんなに忙しくてもやりがいに溢れる場所でした。

車屋で毎日居場所もなく車の中から空を見上げていたあの日に比べれば本当にキラキラした毎日。

このままここでフリーターでやっていてもいいのかな。

それともここでかなり狭き門になるけど社員を目指そうかな。

しかしここで社員になれる可能性なんて何百倍の狭き門現実的ではありません。

と言っている間に実質的な社員としての職歴はどんどん空いていきます。

とはいえ踏ん切りがつかない日々が続いていました。


そんなある日スーパーバイザーのイナダさんと話す機会がありました。

イナダさんといえば私から見れば憧れの存在でした。

テーマパークの地元浦安で自宅を購入し家族と幸せな生活を送っています。

私も千葉在住とはいえ通勤には1時間以上もかかる所なのです。

当時の従業員の間では浦安に住んでいるだけでも憧れの存在

以前の仕事での失敗などのエピソードトークで花が咲きお互い大笑い…その時イナダさんが私に向かって真剣な顔をして一言

 

いなださん
で、やちぞうくんはこれからどうするの?

 

え?何がですか?

いや、来たなとおもってました。今となってはこのままではいけないという雰囲気を察してわざわざ声をかけてくれたんだと思います。

 

いなださん
今25歳だっけ? 立場的にはここで頑張ってほしい気持ちもあるんだけど
本音はさ、ちゃんと就職したほうがいい。
25歳なら、まだまだ大丈夫だし今のうちだよ。
もちろんやちぞうくんの人生だから選択するのは君だけどね
 

来る!と思ってました。わかってました

もちろん、私より年上のフリーターの人は本当にたくさん働いておられますが、私がなんとなく物憂げにしていたのと、
同じシフトの先輩のヤマグチさんに悩みを漏らしていたのをどこからかで聞いていたのでしょう。


思えばこの一言がなければ、ずっとここでフリーターだったかもしれません

尊敬する方に背中を押してもらえてようやく決心がつきました。



就職に向けて何をしたいか自分の適性の棚卸をする

さて、就職に向けてどういう仕事がしたいのか?

今度は真剣に考えないといけません

 

なにせ新卒では、友達に説明会についていった会社で決めてしまったのですから

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顔を覆うサラリーマン

 

少し遠回りはしましたが、再スタートです。もうここまでブランクが開いてしまうと何がしたいか?ではなく、何ができるのか?という段階に入りつつありました。

自分ができる事と向いていると自覚している事の整理をしてみます。

チェックリスト

 

1.一般顧客に相対する営業(BtoC)は前職の経験が生かせそう。

2.販売の顧客心理やトーク力はそれなりに訓練している。

3. テーマパークのキャストを都合2年半位やっているので、その接客スキルもある。

4. 忙しかどうかは問題ではない。チームワークを重視

 

一方自分が苦手(向いていない)と思っている事の整理もしてみます。

 

1.デスクワークは向いてない(上司がいつもいるような環境は特につらい)

2.お客様に来てもらう商売がいい(待って来ないなら家に行け!と言われた過去がつらい)

3.PCスキルもないから、SEなどの業務は向いていない。

 

この得意不得意を考えて適性を考えてみると

 

小売業一択

 

 

また、プロと相談しながら決めるという手もあります。

無料なので登録しておいてもいいかもしれません。

 

 

上司がいつもいない方がいいから、小型専門店かなと

いわゆるイオンモールとかに入っている小型店の形態ですね。対象を小売り専門店に絞って応募していきます。

今ほどネット応募全盛ではない時代でしたので、1社1社履歴書を書いて送ります。

早く決めちゃおうとその時は余裕すらあったのですが。



またも悪い癖、仕事内容ではなく違うことにときめく

しかし世間はそんなに甘い時期ではありません。

書類選考すら通らないところが続きます。

2~3か月位応募しつづけたでしょうか、最初の志はどこへやら、そのうち店舗を構えているところであれば

手当たり次第に応募し始めます。

ゲームソフト屋さん、ファミレスなど業種を調べずに通りそうなところに応募するというようになってきます。

ただ、ゲームに興味のない私は、面接でゲームの事を聞かれても何も答えられず、むしろなんでここへ来たのかよくわからない始末。

 

はい、落ちました。

 

某ファミレスに応募するも面接で深夜勤務が連続1か月続くと言われ諦めました。

少しづつ私の根底にあるどうでもいいわ病が出てきました。

新卒を2年で辞めたのと1年のバイトのブランクはきつかったのかな…さすがに不安になってきます


そんな中、ある日求人雑誌をめくっていると、おお、これは良さそう… という仕事を見つけました。

職種:店長候補

給料:前職の車屋と同等

転勤:全国400店舗あり 転勤時は借り上げ寮 月額8,000円のみ

勤務地:全国のショッピングモール内店舗または独立店舗での勤務

 

ショッピングモール

 

千葉の田んぼの中で空を見上げていた私にはショッピングモールの中で働く自分・全国転勤・一人暮らしは魅力的過ぎます。

で、業種は?

写真屋さん?? 

今はスマホ・デジカメの台頭でDPEショップというともうなじみが薄いかもしれません。

昔は写真と言えば、カメラにフイルムを入れて撮影したネガを写真屋さんにもっていって現像・プリントをするという時代でした。

そのため写真屋さんは今よりももっともっと繁盛していました。

しかも今回の募集元は全国に400店舗と大手で親も安心するかもしれません。


それよりなにより8,000円で借り上げ寮?

 

1人暮らしができるかもしれない…

しかも、全国転勤ありとかならもしかして北海道とか住めちゃうの?

 

千葉から出たことない人間にはまたとない魅力。

もう具体的な業務内容もよくわからないまま応募

履歴書に、めいいっぱいのアピールを書きました。

数日後無事書類選考通過して面接の案内が来ました。

今度が最後のチャンスだという意気込みで面接の準備をしました。

まとめ

1.自分のできる事(長所)をちゃんと正直に書き出してみる。

2.自分の嫌な事、できない事(短所)をちゃんと正直に書き出してみる。

3.長所に合わない仕事より、自分の短所に引っかかる仕事は避ける。

さて、いよいよ面接日を迎えました。これまでとは気合が違います。

想定質問を何度も練習し、いざ面接へ向かいます。

ただ、当日想定外の事が起こり、大ピンチを迎えます。

次回記事

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