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楽しい社員

辞めた会社にも面接に来る人はいる【会社選択の基準は人それぞれ】

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とんでもない上司にマンツーマン地獄にされ、もう辞めようかと思った時に

先輩の異動とともにその席に収まることができました。

前回記事

原田さんの手助けの元、本部長との面談です。私は販促行きを藁にもすがるような思いで直訴します。[sitecard subtitle=前回記事 url=https://www.nobilife.com/1211/]原田さんの異動の為[…]

販促に言っても忙しい日々には変わりがないですが、仲間と一緒にコミュニケーションを取りながら働けるという事だけでも幸せなことです。

毎日時には終電近くになろうという所でしたが、それでも今田さんに囲まれていた時より全然楽でした。とはいえ、9:00~23:00で楽と言っていること自体が完全に感覚がマヒしています。

しかし、この会社ちょっとチャレンジャーすぎます。前の会社の出来るだけ何も動かない保身ばかりの皆さんとは大違いでした。
急成長で伸びてきた会社の社風の違いに驚きです。イケイケ会社恐るべし



残業が半端ない

原田さんから交代したものの、原田さんも追い詰められていたんだですね。
ほとんどの仕事をなげっぱなしで去っていきました。しかし今度の上司、何もなかったように毎週詰めてきます。

誰に変わろうと、新人がやろうとなにしようとリリースタイミングは変更されないのです。

勤務体系も「裁量労働制」というような無間地獄のような勤務体系です。
「定時」というのはここから自分の仕事ができるという時間と化していました。

おかしいものでだんだんこれが当たり前だと思っています。
定時を過ぎても19時を過ぎても、昼のオフィスの風景となんら変わらない光景が広がっています。

それに対しておかしいと思う空気もありません、出来なければ残ってやればいいのです。

実際に何回か徹夜しました。 終電が無くなるとなぜか仕方がないな…という自己正当化が始まってなぜかテンションがあがるという今となっては貴重な徹夜経験をずいぶんしました。

次の朝上司が出勤してきて徹夜したといっても何もリアクションがないというある意味楽しい会社でした。

滞在時間で言ったら会社>家です。

会社に帰って家に出勤するという状態です



受注しているのに製品が出来てない

イケイケ過ぎて製品が出来ていないのに、チラシに入れて受注を始めてしまうというおかしな現象が起こっていました。

製品開発のガントチャート(プロジェクトで誰が何をするかをタイムラインで表す進行表)通りに事が進んでしまいます。遅延延滞は認められられません。デバック(製品検証)が出来てないうちにリリースというならまだ話も分かるかもしれません。

しかし製品のライン自体が出来ず製品がまともに出来ていないのにリリースをして受注を受けてしまうという無謀な攻め方をする会社でした。

その製品というのはフォトアルバムサービスでした。リリースの1週間前なのにまだ1冊も試作品ができていません。

これであれば数か月単位でリリースをずらすべきなのに、ガント通りにまさかの受注開始。1冊もできぬまま大量の受注を受けてしまいました。
詰みあがった受注表の前で途方に暮れる開発責任者そう、元上司の今田さんです。

徹夜で工場に詰めていた私たちの前で、今田さんが逆切れして受注表をぶん投げたあの日、忘れません。工場にお客様の受注表がひらひらと舞いました。

 

全国の店は納期表通りに受注していたため「いつできるかわからない、出来次第連絡いたします。」という連絡をお客様にするようにという指示。

ようやくアルバムが出来るようになりましたが、24時間体制で巻きに入りました。私も当然徹夜で手伝いですよ。

朝事務所に出勤→夕方工場に異動し徹夜で工場で勤務→朝事務所へ向かい1日働く

こんなんありですか??



作ったからにはとにかく出してみる

もう、作ったからにはお客様に提案したくてしょうがない会社なんですよね。
未完成品でもなんでも出してしまうんです。お客さんに使ってもらって意見をもらって完成させようとする姿勢。

開発製品が出来上がって実際に使ってみてから重大な欠陥に気づき、その部分を使わないようにお客様に説明してから販売してくださいって
カメラ作ってフラッシュ使ったら上手く写らないって普通逆でしょって…

まあ、某OSメーカーもそうだと思うのですが、とにかくその辺のチャンレンジ精神がすごいです。

お店に勤めるにはその辺をうまく謝れる強いメンタルが必要でした。

やりたいに全力で応える

厨房オーブン

とにかく社長の感性とやりたい!という思いだけで進んでしまいます!

我々は8階で働いていましたが、なんか最近ピザのにおいがしない?なんていう社内の噂…なんと7階でピザを日々作り続けていたようです。
そして、ある日回覧で社内文書が回ってきました。

「半蔵門の店をピザ屋に改装しましたので、今日の試食会に来てください…」

いつの間にカレー?? 初めて聞きましたが何か、てかうち何屋ですか?

 

行ったら、7階にいた経営管理の部長がコックの服装を着て「いらっしゃい!!」

??

しかもあっという間に4店舗まで広げ、採算が合わないとなると見事な引き際で閉店

とにかくしんどすぎるどイケイケで面白い会社です。
会社の社風にもいろいろありますが、私にはこういう感じの会社があってたのではないかと思います。

実際この会社では「うつ」の症状は再発しませんでした。

まとめ

忙しいけどこのバタバタが楽しかったのかもしれませんね。
やっぱり「楽しいと一体感」これがいいんでしょうね。

自分にあうあわないはひとによりけりです。
また、在職中に支援サービスに登録して適職を見ておくのもいいかもしれません



 

ただそんなこの会社にも写真業界の厳しい現実が迫ってきました。とうとう「早期退職」制度を適用することになりました。

私はギリギリで適用年齢です。 さあどうしましょう・・・・

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