鎌取店に配属して完全に孤立してしまった私、アルバイトの子の助言に助けられ解決ヒントをもらって解決の糸口を見つけられ、店長としてようやく独り立ちが出来るところまできました。
前回、入社半年にして研修でお世話になった店舗へ店長になって返り咲きました。いくらパートさんとは言え、半年前に新人として色々お世話になった方々です。店舗へ配属されたばかりの私に冷たく当たってきます。店長らしさを見せようと「威張る」[…]
売上も日本一を達成し、店舗の団結も新たに頑張ろうと思った矢先にまさかの異動という辞令がでました。しかも後任の店長着任に思わぬ政治的理由が絡んでくるのです。。会社とはこういうものとはいえ初めての洗礼を浴びました。
サラリーマン店長の宿命

ようやく店長らしさが出てきました。忙しい日々ながらもそれなりのやりがいを見出したある日の事、本社が千葉に移転してくるという事になりそれに伴う異動が発表されました。
大阪本社の方々が皆引っ越してくることになります、総勢50名ほどでしたでしょうか。いままで本社のある大阪に比べれば遠方の関東は全体的にのんびりとした雰囲気でしたが、社長を含む本社機能が移動してくるとなるとどうしても窮屈になることは予想できます。しかも本社のお膝元の大型店となりある意味旗艦店になるわけです。
店長として本社の人たちにアピールするにはまたとないチャンスなんでしょうが、当時の私にはそんな余裕は微塵もありませんでした。
売上も上がり続けていて順風満帆に見えますが体力的にはなかなかしんどい状況。
家に帰って玄関で寝てしまいそのまま朝なんてこともありました。
そんなことはあるにしろようやく落ち着いて集中できる体制が整った矢先でした。そんなある日にエリマネが店にやってきて一言。

はあ?
正直言って、これと同じくらいほっとしました。やはり目立つ店なので売上のプレッシャーもクレームも多いし、体力的にも結構きつかったのです。
ただ、入社1年でこの店でやっていけてるという誇りはあったんですけどね…
いまは組織改編の時期でもありませんし何かやらかしたんでしょう。私
まあ、それならそれでわかりますよ、やはり実力不足だったんだなと…
せっかくエリマネが期待してくれてこの店の店長に推してくれたのに、すいませんって感じです。
おそるおそる理由を聞いてみます、聞きたくないけど。。


え?なになに? なんですと? 仕方ない?




はあ??
あ、確かに今回は私のすべて責任ではないかもしれないけど、これが社内の政治力ってやつですか、あーそうですか?
納得いきませんね。ただ100%自分の実力不足で降ろされる?わけでもないのでちょっとほっとしている私が居るわけですが。
こんな異動理由ってあるんですね。これが…会社
で、今度の配属先は?


富津店と言えば、店舗規模は今の店舗と同じくらいですが売り上げは半分位です。
少し楽にはなるかもしれませんが、結構な名物バイトがいるのと何より遠い。。
房総半島の真ん中より少し下。しかも最寄りの駅の電車は1時間半に1本と通うのになかなかのカントリー

ま、まじで?
館山って、どこだかわかります?? 千葉の一番下ですよ。私の家から片道100キロあるんですけど。エリアマネ-ジャーならまだしも、店長です。
お客さんに「店長だせ!」言われて行ける距離ではありません、まあ実際に呼ばれることになるんですが…

毎日旅行ですよ、房総旅行
エリマネに引っ越すかと聞かれましたが、謹んでお断りしました。同じ千葉県民なら少しご理解いただけるかもしれませんが、ここに住んだら二度と房総半島を上がることができないと思ったので通うことにしました。
会社とは無下に理不尽な時があるかと思いますが。いわゆる「政治的な理由」で毎日房総旅行をするはめになりました。S木さんに送別会で悲しいと言われ、ようやくこれからという所でしたが、残念です
サラリーマンにも政治的な理由というものが存在する

今回はこれです
会社には政治的な理由という謎のルールがある。
サラリーマンという組織にいる以上これは割とよくある事です。正義感を発揮して正面から突っ張ってもあまりいい結果にはならない事が多いです。
このような理不尽に近い理由には同じように上司も困っていることが多いのでここは上司の顔を立ててあげた方が利口です。ここは一歩引いて従ってからじっと挽回のチャンスをうかがいましょう。
問題児のバイトを放置し辞めていった前店長と館山で好き放題やっていた異動していった店長二人とも癖が強いだけあって、着任した店はなかなか面白い事になっていました。そして私が去った後の鎌取にも予想だにしない事が起こったのです。
配属後半年たってようやく一人前の店長として先へ進むことができると思った矢先、思わぬサラリーマン店長としての洗礼を浴びました、もやもやした気持ちで異動に従います。[sitecard subtitle=前回記事 url=[…]