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【理不尽?】人事異動の理由に正当性なんかない

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皆さんの会社でも人事異動があると思いますが、1回出された部署からまた戻された経験をしたことがありますか?

分かりやすく言うと有力選手をチームに入れるため自分がチームから放出されたとします。

しかしその有力選手は問題を起こして解雇されました、さあどうする?

あ、そうだ1回放出したあいつに戻ってきてもらって何もなかったことにしようぜ!

ということで戻ってこない?って言われたらあなたなら喜んで戻りますか?

ふざけるな! 調子よくそんなポンポン動けるか!!と思うでしょう…

いや、何を言おうと動くんですよ、会社ですから…

「辞令」は命令です。

というわけで私はいったん玉突きで出された店に、また戻って来いとの辞令が。。。

偉いさんの嫁というだけでふんぞり帰ってこのありさまか!



おい

決意をあたらにする女性

さて、私を富津/館山に異動させてしまった開発部長の奥様店長

偉そう過ぎて鎌取店でS木さんをはじめとした従業員と全面対立となったようです。

私の場合は新入社員が故に引き下がるところは多少あったにせよ奥様店長は大のベテラン、しかも大阪の本場の店舗の店長を歴任しています。

本人のプライドもありそうそうは引き下がれないようです。


2年目の女子社員を始めとしてS木さん以下従業員に全くひかない様子

私が鎌取を去って海で遊んでいる間にそんなことになっていたのです。

奥様店長は完全に孤立しました。

原因としてはかなりのトップダウン型の店舗運営をしているようです。

ことあるごとに前店長は何をやっていたんだ?と憤ってたようで…

はい、私ですが何か?


一方私は市原店というカウンターだけのミニ店舗まで担当にくっつけられた。。。

鎌取の管轄だろここ、俺に文句言う割になにしとんじゃ奥さん店長。

市原~富津~館山と房総半島を縦断しまくって、わずか半年で車の走行距離は2万キロを超えていました。


でもあの頃は色々必要とされている気がして楽しい毎日でした。

移動時間のドライブが楽しかった。



開発部奥様店長の異動

私が異動してから2か月半で、そのゴタゴタに終止符が打たれました。

ついに店舗全員がエリマネと事業部に排斥の直訴を起こしたのです。

事業部1番店舗がこれでは売上にも大きく関わってきます。

これを重く見た会社は、彼女を異動させることにしました。

事実上の左遷です。

ただ本社のえらいさんの嫁さんという事もあり配慮もあったのか彼女をPCでの写真加工を主とした新業態店の東京の墨田店へ異動させることにしました。


異動時期は通例は半期に1回なので、期中の異動はとても珍しいものでした。

墨田店は新店でもうすでに店長の内示は出ていたようですが、その人の異動は取り消しになりました。

以前の私と同じ思いをした人がいたかもしれません。



まさかの鎌取店へカムバック

さて、空席になった鎌取店の店長ですが、いまだ期中。

ひとまず2年目社員のKさんが就任します。

この店生え抜きの社員で皆にも可愛がられていたので問題はないでしょう。

私はこの時は鎌取にまさか戻されるなど微塵も思っていません。

ようやく慣れてきた富津のお店でアルバイトさんたちと楽しい日々を送っていました。

まだこのころは学生アルバイトとの年齢も近かった頃、楽しい毎日でした。


それからさらに2か月がたち通期の異動の時期です。

異動の情報が気になって仕方なくさっそく巡回に来たエリマネに聞きました。

 

エリマネ
異動だって
 
 
 
やちぞう
え?まじっすか?? また異動ですか??で、どこですか?

 

正直異動ばかりで萎えてきます。

 

エリマネ
言いにくいんだけど 鎌取に戻ってって
こっちに引っ越してこなくてよかったね
 
やちぞう
えーなんですかそれ??予感してましたけど、Kさんがいるじゃないですか?

 

まあ半ばわかってましたけどね。。。

 

エリマネ
Kさんはもともと中継ぎだからさ、もともと奥様店長がいないなら鎌取に置いておきたかったんだよ、それともずーっと房総半島縦断してるつもりか?
 

 

それもいやだ…

 

やちぞう
わかりました。戻りますけどせっかくお店いい具合になってきたのに…
 

 

エリマネ
だよねーごめんな でも会社ってそんなもんだせ。異動に正当性なんてないからさ、サラリーマンであれば辞令には従うしかないんだよ。

 

ほら、やっぱり戻ってこいか、俺がいないとだめじゃん(調子乗)

俺がいないとだめじゃんと思うしか気持ちの落としどころがありませんでした。

せっかくお店を作り上げてさあこれからという所で半期ごとに都合よく異動させられてはたまりません。

ただそれが会社という所なのです。

そして鎌取に復帰

帰ってきたと話す

 

渋々富津/館山の皆に別れを告げてわずか半年で鎌取に再び戻ってきました。

メンバーは私の下に幕張店の店長だったTさんが着任しました。

以前とは全く違って元から勝手に私の評価が上がっています。

古巣ですからまあ知ったのものです。S木さんも健在で「お帰り!」と元気よく言ってくれました。

1年前の今頃こんな表情で声をかけてくれるとは夢にも思いませんでしたけど。。


また、忙しい日々に戻ってきたという感じですが、このつかの間の安心は長く続きませんでした

本社がこちらに移った来たこともあり、本社のお膝元の大型店ということで次々と偉い人がやってきます。

まあ完全に標的ですね。 


窮屈だなと思った矢先、当社の運命を分ける一大プロジェクトが進行していました。

その店に鎌取店が指名されたのです。これから来る怒涛の日々をまだ全く予想せず少し調子に乗りながら毎日業務にあたっていました。。。

まとめ

人事異動って本当に思ったより何も考えてない部分が多い

会社は異動者本人のキャリアアップやジョブローテーションなどとは言いますが、どちからかというと花いちもんめ(古)に近いのではないでしょうか?

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