今回は上司側の立場に立って考察します、部下の方もこれを読んで上司の心理を把握して対策を立てましょう
部下がなんかよそよそしい、避けられている気がする!。
ぐぬぬ、こうなったらもっと俺の威厳を部下に見せて求心力を高める時だ!
なんてもしかして思っていませんか?
それは逆効果です!
もしそんなことをしてしまったら余計に部下たちが逃げて行ってしまいます!
え?なんでって?
上司の権威を振り飾そうとするからです。
それではマウント上司ですよ。
もしかしてあなたは部下にマウント上司と陰で言われて避けられているかもしれませんよ…
もし心当たりがあれば、やちこさんの怒りとともに自分がそんな上司になっていないか
一緒に見てみましょう。
上司の威厳を見せてやる!なんて息巻いている上司の方はおそらくマウント上司になっているはずです。
マウント上司とは?
やちこさん、どうしたの?
朝からプリプリしてなんかご機嫌斜めだ。
また上司の事で何かあったみたいだね。。
いちいちでも俺の方が~とかうるさいのよ。
俺ってすごいだろ!ってアピールしてくるのよ。
金曜日まで?わかった。
俺だったら水曜日には出来ちゃうけどね…
一言多いのよ、俺はすごいだろって
いいたいだけでしょ!
・部下が自分の事を尊敬してくれない。
・ああ、俺は部下に恵まれていないなあと思う。
・なんか自分でも部下に一言多いような気がする。
部下へのマウント言葉とは?
・まずおまえには負けないよ。
・もう俺がやろうか?無理でしょ?
・俺の言うとおりにやってればいいんだって。
・俺の代わりだと思って行ってきてくれ。
・もうお前に任せたのが失敗だった。
・俺この仕事のやり方でここまで上り詰めたんだわ。
・この俺に言い訳が通用するわけないだろうが。
・俺〇〇さんと知り合いだからさ。
部下になぜ嫌われてしまうのか?
上司らしさを見せておかないとという呪縛
これも同様です。
ここは上司としてちゃんとしたところを見せておかないと…とあまりあからさまに部下の前に出ていくのも良くありません。
部下が困っている時に求められて出ていくのであればいいのですが、上記の場合は少しいやらしさが出てきます。
「上司らしさ」とは、上司が描くものではなく部下が描くものです。
勝手に上司が上司像を描いて部下に押し付けて争う必要はないじゃないですか?
そもそもそんなに上司らしくないといけないのでしょうか?
「上司らしさ」の押し売りはやめましょう。
競うのは部下とではない
上司の仕事は何でしょうか?
部下の目標達成に向けてより良い組織を作り動機づけを行い正しく評価する事です。
部下とどちらが仕事が出来るのか争うのが仕事ではありません。
競うのは部下とではなく、ライバル会社との売上や技術です。
その競争に部下が集中できるような環境を作りだし、集中させいざという時に力になるのが上司です。
部下を指導する際に、いちいちあなたが上だと威嚇する必要はありません。
自分を超えさせるのが上司の仕事
むしろ上司は部下の能力を最大限に引き出し、自分を超えさせる能力を持つよう協力すべきです。
部下の能力発揮が上司の評価になるわけで、あなたが部下を差し置いて能力を発揮しても何も評価されません。
例えば野球の監督が選手に対抗意識を燃やす必要がないのと一緒で、あなたも同様です。
それであれば部下に対抗意識を燃やす必要はないのではないでしょうか。
上司の役割は部下を育てる事が大きなミッションです。
むしろ自分を超える位になってもらえれば上司の役割としてはある意味「勝ち」ですね。
部下の信頼を得るには?
部下の上に立つのをやめようと思う事です。
下から支えて持ち上げてあげるという意識で接しましょう。
例えていうなら部活のマネージャと同じ感じです。
部下を恐怖で押さえつけてる割には上司は孤独であると言ってる人は多いです。
それはそうでしょう、力関係以外で部下との関係性はないのですから。
羊飼い型の上司か部活のマネジャー型上司が若手には非常に有効です。
部下の信頼を得るには、必要とされるときにバシッと部下を守ってあげる事が出来る事です。
普段は頼りなくてもいざとなったら黙って部下を凌駕する実力を見せつけるのです。
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まとめ
・あなたは管理職に任命されたのだから、部下はちゃんと上司として見ている。
・普段は威張らなくてもいざという時に頼りになれば、部下は尊敬してくれる。
・一度信頼を得られれば、部下はあなたの為に色々動いてくれるようになる。
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