原田さんの手助けの元、本部長との面談です。
私は販促行きを藁にもすがるような思いで直訴します。
ライバル会社の商品部でプリント開発のPJT配属で入社した私実態はやっかいな担当部長の補助業務でした。[sitecard subtitle=前回 url=https://www.nobilife.com/1209/][…]
原田さんの異動の為に頑張らなければいけなかったのですが
本部長は浮かない顔をしていました。
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まさかの反応
次の日です。私は今田さんがいつ知るのか不安で顔すら上げられませんでした。
今田さんが本部長に呼ばれて別室に消えました
いよいよです。この会社に入っておそらく一番どきどきした瞬間なのではないでしょうか
20分、いや30分くらいたったでしょうか2人が戻ってきました。
「もう煮るなり焼くなりしてくれ」
だんだん開き直ってきました。
ただ1時間たっても2時間たっても何も言われずいつも通り仕事が進んでいきます。
普通通りに接してくる今田さん。。。
おそらく本部長はその場になったらビビッていえなかったのではないか?
一瞬そんなことが頭をよぎりました。
なんだ、そんなことか、やっぱりこの会社辞めるしかないな。せっかく周りにも祝福
してもらったばかりなのに恥ずかしいな…
と思い始めていた頃、今田さんに呼ばれて応接に入りました。
来た!!
今田さんは私に向かって意外な言葉を言いました。
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本当ははらわたが煮えくり返っていることでしょう。
原田さんの本音が出た
さて、原田さんとの引継ぎがはじまりました。
原田さんから引継ぎ書類をもらったのですが、やりかけの仕事が出てくるわ出てくるわ。
サービス展開まで日がないものも含めると、これ間に合わないだろうと素人目にもわかるものもいくつか
これは社内に人脈がほとんどない新入社員同然の私には段取りを取っていくだけでかなりしんどそう。
原田さん、もう行き詰ったんだな。。
そして原田さん引継ぎの最後に思わず私に口に出していってしまいましたね。
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まあ、お互いの利害が合ったのだからよかったじゃないですか
販促にも安住の地は無い
販促は私と同年代の課長、私より一回り年上の先輩、一回り下の先輩が3名の6名です
普通に話せる仲間がいるだけで嬉しい。周りに志を同じにして働く仲間がいるだけで幸せじゃないですか
ただ、とんでもない仕事量です、しかも新人で進みが遅いです。
社内の誰ともほとんど話したことがない中で、電話をするのもメールが来るのもお願いする事も
お互い誰なのかわからない状態。
ベテランが逃げ出した後に新人が引き継ぐにはなかなか手ごたえがある仕事です。
ただ、この辺の仕事はまだ身に覚えがある仕事。なんとかついていくことが出来そうです。
とはいえ、朝9時からの始業で、平均の退社時間は22時過ぎ、定時時間内は他の部署との打ち合わせと
電話電話で終わってしまいます、少し席を外せば電話メモがびっしり、その対応が定時内は続きます
ようやく18時過ぎに電話が止まってそこからが自分の仕事になる日々。業務量で言えば今田さんの
所にいるより何倍も忙しいです。
ただ皆にかかわって働くという事がこれほど精神的に楽なものなのか軟禁が解かれてから本当に
ありがたく感じたのです。 社内の知り合いもどんどん増えていき、忙しいながらもなんとかやって
行けそうだなと思えたのです。
働くということにおいて大事な事
今回無事?部署を異動させてもらう事ができました。
本来募集内容の職種が務まらないのであれば辞めるべきでしたが、たまたま社内で欠員が出たという
幸運がありなんとか販売促進部という前職に近いところに潜り込む?事が出来ました。
今田さんの所より何倍も忙しいです。1000店舗を相手にするわけですからてんやわんやです。
ただ、なぜやっていけそうかと思ったかというと
沢山の仲間に恵まれたから
働くのに仲間がいないという寂しさは、そうなってみないとわかりません。
個人事業などをしている人でも周りの色々な方とのリアルやオンラインでの関わり合いがあるはずです。
これが仕事において本当に大事な事だと今回しみじみと感じる事ができました。
働くことで周りの皆との関わり合いを持てる事に感謝ですね。
さて、販促の激務は完全にブラック企業に迫るものでした。業界トップになるまではこうまでしないといけないのか…
販促にいっても追い込まれ方は相変わらずでした…
帰れない日々が続いていきます。