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不安

将来の漠然とした不安に襲われた時にしてはいけない事

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はあ…今日も残業

もういつまで続くんだこんな事!

やってもやっても終わらないし上司はムカつくし給料は上がる見込みは無いし…

こんな仕事をいつまで続けるんだろうか…でも辞めたら食べていけないし…

しかしこんなこと続けてて将来が不安でしかたがない

何が不安なのか?ときかれるとはっきりとは言えないけどなんか不安。

そう、昨今の感染症や紛争など人生の中で想像もしえなかった世の中が現実のものになっています。

歴史の教科書に書いてあったような事ってやはり繰り返すんですね。

将来もし結婚して子供も持って…いや自分ひとりですらこれからどうなっていくのかわからない。

そのような不安はもちろんあなただけが持っているわけではありません。

わかっているけどこの不安をみんなはどうやって解消しているのでしょうか?

今回はこの将来の漠然とした不安を軽減するにはどうすればいいのでしょうか?

結論から言うと将来の不安などすればするほど不安になるだけです。

そんなのわかってるよ! と思わずに

あなたの漠然とした不安はどこから来るのか?その解消法について考えていきましょう。



不安の正体とは?

退職を考える人

先の事を考える旅に不安ばかりがよぎって来る…

この会社にこのまま居続けていいのか不安、しんどい…

じゃ辞める!となったら今の会社よりいい給料を貰える会社に就職できるのか?

お金が無くなって行き詰るのではないか?とても結婚なんて無理だしましてや子育てなんか想像できない…

しかもこんな世の中で子育てなんて子供がかわいそうだ… 次から次へと不安が頭の中をよぎります。

でもこの世に存在しているのは自分だけではありません。

周りも皆同じ時代に生きているのですから将来の不安が微塵もない人はほぼいません!
(「ほぼ」と書いたのは性格的にどのような状況でも楽天的な人がいるからです)

不安というのは金銭的な問題ですか?

ではお金がありあまるほどあれば幸せですか?

一生遊んで暮らせるようなお金持ちになったら今度は今度でお金を守らねばならず不安になるはずです。

あなたのお金を狙ってくる人がどんどん増えていくわけです。

また健康不安や安全への不安など心配は尽きません。

不安はそれぞれの世代や階層にあり不安が全くないという人間はいないといっても過言ではありません。



いつの時代に生まれても不安は一緒

なかには生まれてきた時代が悪いんだ!という人もいるでしょう。

今は給料は上がらないし出世も見込めない… こんな世の中では子供を育てるのも大変。

高度成長の時代に生まれていれば給料はガンガン上がったし人々も人情に溢れていい時代

3丁目の夕日の映画のような人と人とのつながりがあったんだよなあ

しかもその後でも親世代はバブル景気でさぞやいい思いをしたんでしょうね…

ほんとに今は人の仲も希薄だしずっと給料も上がらないし物価は上がり続けるし

あーあ 生まれた時代が悪すぎだ!

そうやって時代のせいにしていませんか?

本当に昔はよかったのでしょうか?

太古の昔から人々は確実に進化してきて住みよい世界を築いてきました。

まず今の会社が嫌という人は、何がいやなのですか?

上司が嫌ですか?残業が嫌ですか?

であれば昔は「ハラスメント」なんて言葉はありませんでした。

上司が怒鳴る叩くなんてあたりまえの時代、残業?てめえが仕事が出来ねえだけだろ!で一喝されていた時代です。

会社もそんなことは黙認するどころか成長の為に逆に教育の一環と思われているような価値観でした。

医療技術もまだまだ発展しておらずついわずか80年前位は「人生50年」なんて言われていた時代。

普通に生活してるのに戦争に召集されたり自分の発言で警察に捕まってしまったり自由に自分の思想信条なんかSNSでアピールするなんてことは出来ませんでした。

ただ今の日本人が失ってしまったものもありすべてを否定する気はありませんが先人が努力して作り上げてきた結果が今なのです。

特に労働者の権利については昔に比べ格段に向上しています。

子育てについても、ほんの数十年前まで食べるものにも困ったり戦火におびえるような時代があったのです。

それに比べれば今は待機児童などの問題は残りますが、それでも子育てが難しいほど不幸な時代でしょうか?



誰でも不安はあり種類が違うだけ

そうなると不安というものはどの時代でもどの境遇でも感じるものなのです。

極端な言い方をすれば自分が不安だと思えば不安なのです。

誰でもその強弱の違いはあれど不安を抱えながら生きています。

不安が無い人はいないと言っても決して過言ではありません。

では1例を上げましょう。

あなたが将来に金銭的な不安を感じていたとします。

ある日あなたに金持ちの知り合いが現れて一生遊べるお金をあげようと言われます。

そしてあなたは働かなくても一生食べていけるだけのお金を手に入れました。

これで安心です、さっそく会社を退職しました。

そしてもらったお金を使い欲しいものを欲しいだけ買いました。

健康も不安だったので有り余るお金で良い主治医の方も見つけ健康の為に栄養士さんがついてくれてます。

もう何もかも満たされたように見えますが、今度は別の不安がよぎってきました。

だんだん働かずお気楽な自分が社会から取り残されるような気がして不安になります。

そして何よりもこの大金が狙われるかもと気が気ではありません。

どんどん近寄ってくる人が自分のお金を狙っているのかもしれないと不安でなりません。。。

欲に限りが無いように不安にも限りはないのです。

絶対的安心状況なんかありません。

厄介なのは不安は考えれば考えるほど向かってきますし考えれば考えるほど大きくなっていきます。

なので不安になっても、まあ何とかなると構えていましょう。

一番まずいのが不安を感じたらどうしようと考えこんでしまう事です。

解決方法を必死に探ったりしてしまう事です。

ばくぜんとした不安のままでは解決方法をいくら探してもちょっと違うな?といつまでも答えは見つかりません。

ただこんなビビりでどうする!?と自分を責める必要もありません。

不安になりやすい人は実は非常にまじめな人ですし逆に不安が全くない人というのは向こう見ずで大きな失敗をしてしまいやすい人ともいえるでしょう。

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不安は考えれば考えるほど大きくなる

だれにでも不安はありますが、その不安を考えすぎて他の事が何も手につかなくなったことはありませんか?

やっかいなことに不安というものは考えれば考えるほど大きくなっていきます。

ひどくなると心身に不調が出てくることもあります。

ではどうすればいいのか?

考えても気にしない事、考えるのをやめる事です。

考えないようにしましょう。

え?考えないようにしようとすると余計に思い出して不安になるって?

ではこうしてください。

「あ、私いま●●の事で不安に感じてるんだわ」といま不安を抱いている不安を受け入れる事です。

不安になっている自分を認め、だれにでも不安はあるんだ…思っていてもキリがないと気持ちを切り替える事です。

時代を憂いでも仕方がないといいましたが、今のこの世の中先人が苦労して作り上げてきた社会保障制度があります。

どうしてもダメなとき誰かを頼ればいいんです。

そう考えれば今は昔よりよほどいい時代じゃないですか?

不安なのを認めて新しい体験を

え?それでも不安はぬぐい切れないというなら不安を契機に何かを始めてみましょう。

他の事を考える時間を増やすのです。

まだ将来の事を考える余裕があるという風に気持ちを切り替えていきましょう。

今を大事にして、まったく新しい事に挑戦やチャレンジをしてみるのも手です。

マンネリな日常の繰り返しと言うのはふと我に返った時に不安な気持ちに陥りがちです。

例えばあなたがジョギングを始めてみたとしましょう。

ウエアは?走る時間は?コースは?など新しい事を考える事が多くなってきます。

そして大会に出てみようと練習スケジュールを組んだりなど先の事が考える事が楽しくなってくるはずです。

大いなるマンネリによる不安を解消する為に何か新しい事にチャレンジしてみましょう。

不安は行動が大きな解消要素になりうるのです。

まとめ

・不安は誰にでもある。
・生まれた時代を憂いだりどんなにお金持ちでも不安はある。
・不安は考えれば考えるほど大きくなる。
・不安は現状の大きなマンネリも要因、新しい事を始めてみよう。
今自分に出来る事を始めてみませんか?
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